一般財団法人アーネスト育成財団

調査研究報告

社会変革と技術経営

「令和2年」が始まると世界は、新コロナウイルス感染という変革課題に取組むこととなった。まさにイノベーションが起きた。イノベーションに対応するには、先入観を持たずに「現場・現物・現実」という「3現主義」で社会を観察することが必要だ。
1990年から始まる「失われた30年」で、先進国から、後進国へと成り下がろうとしている。生産性、所得水準など、あらゆる面で東南アジア諸国に抜かれようとしている。労働者不足を外国人に頼る時代も終焉を迎える。
コロナ問題を好機ととらえ、日本が明治維新で黒船を迎えたように、IoTをはじめとする情報通信革命が起きる。テレワーク、キャシュレス、ロボット化、グローバルビジネスなど、今までの常識を見直す社会変革が起きる。
ここでは、社会変革を念頭にした、技術経営を論じる。

筆者:小平 和一朗(こだいら かずいちろう)  プロフィール

(2020.4.15) コロナ対応を契機に働き方を改革し、生産性向上を
(2020.7.27) 「読み・書き・パソコン」の時代の幕開け
(2020.10.20) モノづくりが分かる人間がコトづくりを実践する
(2021.1.20) 中国がキャッシュレス社会の先導役
(2021.4.20) 中国は日本の最大の顧客
(2021.7.31) DX人財を社内で時間を掛けて育成
(2021.10.31) 企業トップのマインドチェンジ
(2022.2.28) デジタル化が急速に進む
(2022.5.10) グローバル時代の終焉を迎えた
(2022.9.30) 「失われた30年」の結末が到来
(2023.4.30) AI処理、ChatGPTを使って「技術経営」を問う
(2023.7.31) 経営者自らが経営数値を見て管理する
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